ムクナ豆のL-dopa分析について

L-dopa

私が好んで飲んでいる
焙煎ムクナ豆茶のL-dopa量が
知りたくて、分析を試みましたので、
ご報告致します、

まずは焙煎ムクナ豆自体の
L-dopa含有量を調べました、



焙煎ムクナ豆のL-dopa含有量は、
6.3mg/gでした、

100g換算にすると
630mg/100gです、

従来のムクナ豆自体には
約4500mg/100gのL-dopaが
含まれていますので、
今回の結果は非常に低いものと
なりました、

従来のL-dopa含有量と比較すると
約14%低下しているのは、
焙煎温度の影響であると
考えられますが、
非常に安全な濃度であることが
わかりました、

抽出方法ですが、
3.21gの焙煎ムクナ豆を
100mLリン酸緩衝液で
振とう、その後ろ過です、

次にお茶のL-dopa含有量です、
お茶はカップに入れて飲むことを
想定して1パックのお茶に対して
300mLのお湯で抽出しました、

結果は、43mg/Lでした、
お茶を1ℓ飲んでも
摂取できるL-dopa量は、
43mgですので安全です、

焙煎豆のL-dopa含有量は
全体で20.5mgでしたので、
約63%が抽出された結果となりました、

L-dopaの1日最大摂取量は、
1500mg/dayと言われておりますので、
安全です、

ムクナ豆を販売されている
事業者さまの情報では、

1回10粒までを1日3回とありますので、
仮に豆自体のL-dopa含有量が
45mg/gだったとして、
45mgX10粒X3回ですと
1350mg/dayとなり、
最大摂取量の90%ですので、
安全です、

ですが生産者は
L-dopa含有量を
毎回調査している訳ではなく、
推定値としている場合が多く、

これは消費者にとって、
摂取量が曖昧になるのは
少し問題であると感じています、



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